おならから死臭が漂ってきたわ。そろそろ末期のΔじゃ。
さて本日はわれらがべろシティの名前の由来について
語りたいと思う。
壱世の頃より使用しているサークルロゴの下の方に、
わけのわからない小さな英文があることがわかるじゃろう。
そこになんと書かれているか、よんでごらんなさい。
"We verocity the chikyu of youchi engine"
直訳すれば「我々は地球の幼稚なエンジンの速さである」じゃ。
しかしこれは誤訳で、正しくは「ようちエンジンの
ちきゅうをべろシティ」となる。この意味はあえて
解説しないでおこう。
いわゆるダブルミーニングじゃな。べろシティのもつ
政治的なオピニオンが織り込まれておる。
まー、ヒントだけでもいうとじゃな。「ちきゅう」は、
漢字にすると「恥丘」になるのじゃが、これでおわかりかな?
......ところで、じゃ。
過去に一度だけ、この名前を変えようかと考えたことがある。
それがいつぞやのM3のことで、POPにサークル名を間違えて
書いてしまったのじゃ。今朝、偶然そのファイルを見つけた。
これじゃ吐瀉物じゃな。
背後にはうっすらと中二病を患った怪文が踊っておる。
以下にも近寄りがたいオーラを放っとるな。
まあ、これは事情によりわしがマウスで書いたPOPじゃから、
クオリティが低いのも致し方ないことなんじゃが。
やはり餅は餅屋。絵は絵描きが描くべきじゃのう。
2050年10月14日
Δじゃ。
とうとうラブプラス2050が発売されたな。今度は前作のような、
恋人が嫉妬に狂ってユーザーを刺し殺すような痛ましい事件が
起きんとええのう。
さて、昔話をしようか。このべろシティには、かつて「ちゅ」
というメンバーがおった。短くて変な名前じゃな。内輪からは
「ちゅ→ちゅん→ちん→ちんちん」と変化して、「ちんちん」
と呼ばれておった。
実際には「ちんちん」と呼ぶと怒るのじゃが、不思議なもんで、
「おちんちん」と丁寧に読んであげるとまんざらでもなさそうな
顔をしたもんじゃった。
そんなお茶目なちんちんじゃが、やつはラブプラスの初代からの
ファンじゃった。
ラブプラスといえば、もとは恋愛シミュレーションゲームじゃが、
「ラブ+」→「ラブ++」→「ラブ♯」→「ラブどっかーん!」
と進化していって、ついにラブプラス2020でシリコンの体を
同梱するに至ったロボ型恋愛シミュレーターのパイオニア的作品じゃ。
大昔の漫画で『ちょびっツ』というロボットがPCになるという
設定のものがあったが、ちょうどそれが現実になったわけじゃ。
2020年はそういった意味では大転換の年じゃった。
「ゲイレズビアンの同性結婚が認められるならロボと人間との
結婚も認められるべきだ、クリリンは18号と結婚したんだぜ?
ヤムチャは生涯独り身だったけどな」という主張を声高に叫ぶ
集団が国会を占拠し、その勢いを受けて法改正が行われた。
彼らの大半はラブプラスのファンじゃった。その中に我らが
ちんちんの姿があったとしても、驚くにはいたらない。
しかしやつは翌21年に、自らの運動の成果である、婚約者の
ロボ(フィギュア)により刺殺されることになった。
今思い出しても痛ましい事件じゃ。本当に不憫じゃった。
タイムマシンがあるなら、ラブプラスが発売された頃に戻って、
その信者たちに「諸君らの向かう先は地獄じゃ」といいたい。
ロボは人間とは異なる形でものを考える。どだい人間には
ロボとわかり合うなどということは不可能なのじゃ。
今日はそんなことを思い出しとった。
2050年10月07日