NOODLE
・作品紹介
べろシティ、その花言葉は――麺。
「わたし女だけどお弁当って好きじゃない。全体的にぬるいし。米も無駄にびっちり入ってて固くなっちゃってるし。でもなにより嫌いなのがちょっとだけ入ったスパゲティー。具のないナポリタンみたいなやつ。炭水化物だけの麺がおかずになるわけないし、あれなんなの」
女性から総じて不人気。べろシティが嗚咽を漏らしつつ渾身のCDアルバムをドロップ!
来る2009年8月15日、コミックマーケット2日目にて1stフルアルバム『NOODLE』を頒布開始する。無料配布シングル三部作、「ぼくの考えた幼獣0円」「ちきゅうおんだんか0円です」「ぼくはツヨシを待っている。全裸で。」の収録曲の他、全14曲にもおよぶボリュームたっぷりの一枚だ。もちろん過去に発表された楽曲もちょいちょいリメイクされている。
「このアルバムができたとき俺はカート・コバーンの生まれ代わりと思ったよ」 とΔが自信ありげに語る本作は、自身がライバルと認める押尾学を意識してのことか、リスナーをXTCにいざなうかのようなロック魂に溢れている。
1stミニアルバム『Questionnaires』から2年の制作期間をかけて作られた本作だが、苦心の末、サウンド面は至極まっとうなロックに向かったようだ。一部では、今更「けいおん!」ブームにあやかろうとしたのではともささやかれている。その辺りについてΔは
「虎舞竜なら13章かかるところも、俺なら2年間だから」とうそぶいてみせる。
全曲浮森かや子(幼蚕文庫)のボーカル付きで、20ページにもおよびブックレットはちゅ(in this)と綾瀬のん(SILENT SIGNAL)が手がけている。原価が900円オーバーしたため値段設定は1000円と高めだが、それだけの価値があることは保障しよう。
そういえば、自らの国家や民族に固執する右翼系の若者が世界的に増えているという事実も多少気になるところだが。彼らのことをどう思うか尋ねたところ、Δは得意な英語でこう答えた。
「Fuckin' Right!」
※
それはそうと、当日Δがやむを得ない事情により途中で帰ってしまうため、
当スペースには14時までにお立ち寄りされることをお勧めします。14時過ぎには
撤収してしまうつもりなので。なお押尾語録をしらない人は即刻ググるべし。
・ライナーノーツより抜粋
「10代ほど、愚かで、絶望的で、子供じみた時代はない」
――そんな風に呟いてみる。でも、本当にそうなのだろうか?
こんなアルバムを聴いていると、きっと誰かがこんな風にいうだろう。
「そんな風に悩み苦しんでばかりでどうするんだ。もっと人生を楽しめよ」
黙れ、トム。M字ハゲ。「世の中!狂ってんだよ!狂ってんだよ!」
Yoshiもそう言っている。でも、本当にそうなのだろうか?
「10代ほど、愚かで、絶望的で、子供じみた時代はない」
もう一度、そんな風に呟いてみる。「キャー、やめて!」
ガシッ!ボカッ!パンドラの箱が開いた。クリープ(笑)
P.S.いつか一緒に対バンしましょうよ、同じ条件で。負けねぇよ。
・トラックリスト / 試聴
1. Out of the Drawing
2. A/I/R/H/E/A/D ★
3. 死なないレコード ★
4. よあけて
5. 物置の置物
6. LA VIDA MATA!
7. あめふらし
8. 空と井戸
9. World Enemy No.1
10.REDBLUE
11.BABY ROCKSTAR
12.火星
13.ダンスパーティー
14.Leave Me In Danger
・媒体
CD 1枚(音楽CD)
・頒布開始日
2009/08/15
・入手方法コミックマーケット76 土曜日 東-サ30a「べろシティ」にて頒布
M3 2009秋 10月11日(日) I19「べろシティ」にて頒布
★とらのあなでのショップ委託も行っています(通頒はこちらのページから)
・イベント価格
¥1000-
・ショップ委託価格
¥1227- (←語呂合わせになるようにしたのに...... なんで半端なの?)